長福寺は岡山県笠岡市にある高野山真言宗の寺院です。裏山には笠岡市指定史跡に指定されている「長福寺裏山古墳群」あります。6月になると境内に色鮮やかなあじさいが咲き、あじさい寺として親しまれています。長福寺のあじさいの様子や見頃などについて紹介します。
長福寺について
岡山県笠岡市走出・山口にある高野山真言宗の寺院です。長福寺は、767年に創建されたと伝わる甲弩神社の神宮寺六坊の一つ、長福坊が始まりと伝えられています。長福坊の開創は元慶年間(877~885年)と伝えられ、905年長福寺として現在地に移転したといわれています。裏山には笠岡市指定史跡に指定されている「長福寺裏山古墳群」があり、5世紀の11基の古墳群があります。6月になると境内にはあじさいが咲き、あじさい寺として地域の人々に親しまれています。
あじさいの様子
境内のあじさいは青色のあじさいが多く、寺院の静かで趣のある雰囲気にとても合っています。寺院の正門横にしゃちほこが置いてあり、その後ろにも青色のあじさいが鮮やかに咲いています。まるで海を元気よく泳いでるかのように、表情も活き活きとして見えます(笑)
青色のあじさいが多い中、鐘楼の右側にある鮮やかな赤のあじさいがパッと目を引きます。隣の青のあじさいとのコントラスが美しく、つい写真に収めたくなる光景です。
紫陽花の花言葉:「青=辛抱強い愛情」、「赤・ピンク=元気な女性」、「白=寛容」
寺院へあがる車道沿いにもあじさいが咲いています。こちらのあじさいも色の濃いものが多く、なんだか大人色のあじさいでシックな雰囲気がします。
車道に面した正門下にはちょっとした広場?駐車場?があり、そちらにもあじさいが少し咲いています。淡い色のかわいい紫陽花で、同じ広場にある2人のお地蔵さんの横には黄色のスイレンが咲いています。広場の芝生はモフモフして少し歩きにくいので、雨が降ったあとなどはぬかるみなどに注意してください。
あじさいの見ごろについて
公式な情報はありませんが、あじさいの見ごろは6月中旬頃と思われます。写真のあじさいの様子は2021年6月17日のものです。この時は、ちょうど見ごろで、色も鮮やかでした。
長福寺の基本情報
所在地
〒714-0007 岡山県笠岡市山口778
営業時間
24時間
拝観料
無料
駐車場
有り(無料)
問い合わせ先
0865-65-2740