円通寺は良寛和尚が修行した寺として有名なお寺で、玉島市街地から南西方向に位置しています。円通寺公園は「円通寺」を中心に整備された公園で、春になると約500本の桜が咲き誇ります。公園の山頂からは玉島の古い町並みや瀬戸内海が一望でき、桜との景色は絶景で多くの花見客が訪れます。円通寺公園の桜や園内の様子、桜の見ごろなどについて紹介します。
円通寺公園について
「円通寺公園」(えんつうじこうえん)は江戸時代後期の禅僧で歌人の良寛和尚ゆかりの曹洞宗寺院「 円通寺」の境内地に開かれた公園です。公園内には多くの詩碑や歌碑があり、岡山県指定名勝および岡山県指定史跡になっています。山陽花の寺二十四か寺17番札所にもなっています。園内には、本堂・開山堂などの寺院や庭園、子どもたちの喜ぶブランコ・砂場などの遊具もあります。桜やツツジ、椿、秋には紅葉などの四季を楽しめる行楽地としても知られており、春には約500本のソメイヨシノが咲き誇ります。公園の山頂からは、玉島の古い町並みや瀬戸内海が一望でき、その絶景と桜のコラボレーションは多くの花見客の心を奪います。
円通寺公園の桜の様子
公園入口(国民宿舎 良寛荘横)から藤棚までのようす
「国民宿舎 良寛荘」横の入り口から緩やかな坂を上がると、ベンチやテーブルが設置されているちょっとした広場があります。その広場は、360度ソメイヨシノに囲まれてお花見ができるおすすめのお花見スポットです。所々にある切り株がいい味をだしています(笑)写真のキノコのような屋根の休憩所から下を見下ろすと斜面いっぱいの桜が見事で、桜雲の上にいるような感覚がします。
公園入口には園内の案内図があり、円通寺を含めた経路図とともに四季の花が咲く場所なども掲示されています。ちょっと分かりずらい案内図ですが、ちゃんとキノコのような休憩所は描かれていました(笑)
藤棚とその周辺の様子
入口から坂を上っていくと藤棚がある広場があります。こちらの広場は広々していて、子供たちがボール遊びやかけっこなどしたり、遊べる場所にもなっています。テーブルやイスもあり、藤棚の南側には美しい瀬戸内海と玉島の古い町並みを眺めることができます。
桜の花言葉:「精神美」「純潔」「優美な女性」
藤棚から良寛石像までの様子
園内の山頂には「童と良寛」の石像があり、藤棚のある広場から石像方面へ登っていくと両脇を桜並木が彩る桜坂があります。結構傾斜がありますが、両脇の桜並木を見ながら上がればあっという間です。
桜坂を過ぎると、園内の桜と水島コンビナートや玉島の町並み、瀬戸内海を一望できるベンチスペースがあります。ここからの景色は絶景で、円通寺公園内でおすすめのお花見スポットです。春の暖かく穏やかな時間を過ごすことができます。
良寛石像のある場所からも桜と町並み、瀬戸内海が見渡せます。歴史を感じながら、お花見を楽しめます。円通寺公園は座ったり、休憩したりできる場所が多いので、好きな場所を見つけてゆっくりとお花見ができるでしょう。
円通寺の桜の様子
江戸時代の良寛和尚が若いころ修行した寺として知られる「円通寺」でも桜が見られます。桜に彩られた本堂と綺麗に手入れされた石庭は趣ある景色です。桜の本数は公園よりも少ないですが、青々とした青モミジや苔と薄ピンクのソメイヨシノの対比が美しく、春寺の景色が楽しめます。本堂前には十二支の石像があり、表情がかわいく癒されるので訪れた際にはぜひ見てみてください。
桜の見ごろについて
例年では3月下旬から4月上旬に見ごろを迎えます。私が訪れたの2022年の4月1日でしたが、このときちょうど満開になっており、美しい景色を楽しめました。開花状況はその年によって変動しますので、出かける前にオフィシャルサイトなどで開花状況をチェックしておくのが良いでしょう。
円通寺公園の開花状況はこちらから
https://www.okayama-kanko.jp/sakura
円通寺公園の基本情報
所在地
〒713-8123 岡山県倉敷市玉島柏島
営業時間
24時間営業
入場料
無料
駐車場
有り(約100台の無料駐車場あり)
問い合わせ先
086-525-1991(円通寺展望休憩所)
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