子供連れでのお花見におすすめ！玉島みなと公園

玉島みなと公園は、玉島地区の埋立地に整備した水辺の公園で、グラウンドや海をテーマにした複合遊具のほか、遊歩道やベンチも備えており、周辺に住む人々の憩いの場や健康づくりの場になっています。公園内の芝生広場には桜の木が植えられており、春には花見を楽しみながら、子供たちを遊具や広場で遊ばせて過ごせる家族連れに最適なお花見スポットです。

玉島みなと公園について

倉敷市玉島地区にある埋立地に整備した公園で、地域の活性化を図るとともに周辺住民の憩いの場や健康づくりの場になっています。サッカーグラウンド約3個分以上の広大な敷地は3つのスペースに分けられ、芝生の広がる「ほのぼの広場」、大きな複合遊具のある「わくわくエリア」、グランドゴルフやサッカー、凧揚げなど多目的に使用できる「しおかぜグラウンド」があります。中高年の健康づくりと子どもたちの冒険心を養えるように工夫されており、どの年代の人も楽しめる公園になっています。

園内の様子と桜の様子について

芝生広場から見る桜と複合遊具広場の様子

桜が植えられている場所は、玉島大橋下の芝生広場とグラウンドの隅にある健康遊具広場の2か所あります。芝生広場には10本前後の背丈の低い桜の木が植えられており、その側にはテーブルとイスが数台設置されていて、お花見するには最適な場所となっています。お花見した後はすぐ横に面した複合遊具広場で遊ぶことができ、ご飯そっちのけで、遊具に走る子供たちの様子も多く見られました（笑）芝生広場には日よけになるものがないので、簡易テントを持ってきている家族も多かったです。

「わくわくエリア」の複合遊具は年齢に合わせて遊べるように様々な遊具が設置されており、幅広い年代の子供が遊べる場所となっています。小学校高学年向けのロッククライミングやターザンロープ、低学年向けのイルカのモチーフをあしらった砂場とすべり台、幼児向けの筒状のすべり台など幅広い年代の子供が同じエリアで遊べるので、年齢の違う子供たち同士の交流も行えます。近くには屋根付きの休憩所とベンチもあるので、保護者が見守りしたり、子供が休憩したりできるようになっています。近くにトイレや水飲み場（西北・西中・東南の3か所あり）も設置されているので安心して過ごせます。

芝生広場と複合遊具広場を分けるように広場の真上を玉島大橋（水玉ブリッジライン）が走っています。倉敷市水島地域と玉島地域を結び、かつては一般有料道路でしたが、周辺地域の利便や活性化を目的に2006年4月に無料開放されました。水色の玉島大橋と深い青色の水島港のブルーのコントラストが綺麗で、橋を通る車の様子が間近に感じられます。

園内ではバーベキューや花火など火気の使用は禁止、またバイクや自転車の乗り入れも禁止となっています

みはらしの丘周辺の様子

芝生広場の奥には「みはらしの丘」と呼ばれる展望広場があります。水島港や小型船の様子がよく見渡せてのんびりした時間を過ごせます。丘と外周園路の堺目にはハートのオブジェが立てられており、ハートを眺めながらベンチで大事な人と過ごすのもロマンチックでいいですね。

広い外周園路は1週680m（健康遊具広場周回を入れると760m）あり、爽やかな潮風に当たりながらウォーキングやジョギングをするのに最適です。釣りも可能で、ママカリ、ハゼ、アナゴ、カレイ、メバル、チヌなどが釣れるとのこと。家族や友達でフィッシングを楽しむのもいいでしょう。

しおかぜグラウンドの様子

「わくわくエリア」の横にはサッカーやキャッチボール、凧揚げなどができる多目的広場の「しおかぜグラウンド」があります。好きな遊び道具を持ってくれば、広く自由に遊べます。私が訪れた時は凧揚げをしている親子の姿が見られ、青空に高く上がった凧がとてもきれいでした。

写真はありませんが、グラウンドの南側には年配者向けの健康遊具広場があり、その場所にも数本の桜の木がありました。11種類の健康遊具があり、トレーニングを行うことができます。

桜の見ごろについて

4月上旬ごろと思われます。私が訪れたのは2022年の4月3日でしたが、他の県南地域の桜が満開の頃だったにもかかわらず、みなと公園の桜は4分咲き程でした。潮風が冷たく、他の場所よりも開花が1週間ほど遅かったようです。みなと公園でお花見をする際は、少し開花が遅れることを視野に入れて行ったほうがよいでしょう。

玉島みなと公園の基本情報

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