広島県福山市内海町にあるやぶ椿と水仙の里について紹介します。冬に咲く花が少ない中、まだ寒さが身に染みる2月に綺麗な水仙の花を楽しめる貴重な場所です。
- やぶ椿と水仙の里について
- やぶ椿と水仙の里の様子
- 水仙の見ごろについて
- やぶ椿と水仙の里の基本情報
やぶ椿と水仙の里について
やぶ椿と水仙の里は、内海大橋を渡り、田島という島の南側にひっそりとあります。こちらの水仙は、もともと自制した水仙を地域の方々が手入れし、大切に育て、約10万本もの水仙が1月終わりから3月にかけて花を咲かせます。海沿いに面した場所なため、快晴の日には美しい瀬戸内海と水仙の素晴らしい景色が楽しめます。
やぶ椿と水仙の里の様子について
駐車場に面した入口から、里の中へ入ると、まず、丸く仕切られ水仙の花壇があります。初めてきた人は、水仙がここだけに咲いているのかと勘違いしてしまうかもしれせん。実際、私が来たとき、後で入ってきた年配の夫婦の奥様が、「こんだけしか咲いとらんのん?思ったんと違うなぁ~いけんなぁ~」と、おっしゃって、旦那様がなだめていました(笑)しかし、見どころはこの先なのです!もちろんこちらの花壇も素敵ですよ!瀬戸内海側に視線を向ければ水仙と瀬戸内海のコラボレーションが本当に素敵です。里に入って最初に見るこの水仙と海のコラボレーションにきっと感動するはずです。その様子がこちら👇
そして、海沿いにそって進むと斜面いっぱいの水仙が広がっています。里には各所に椅子が設置されており、ゆっくり座って過ごすことができます。
そしてびっくりしたのが、ヤギが9頭もいるということです!ボランティアの方がお世話していました。こちらのヤギさんたちは食欲旺盛で、私が見る限りずっと餌をたべていました(笑)葉っぱや野菜などの餌やり体験もできるようです。
斜面を上がると、一面の水仙と美しい瀬戸内海を一望できます。こちらにもベンチが設置されていますので、水仙の香りと潮風を感じながらゆったりと早めの春を楽しむことができます。里の水仙のほとんどが白色の水仙ですが、ちらほら黄色い水仙も咲いています。水仙の花言葉は「自己愛」「うぬぼれ」が有名ですが、「希望」「尊敬」という意味もあるそうです。ヨーロッパでは水仙を「希望の花」」として扱っていて、寒い冬を乗り越えて,他の花よりも一足早く春を告げることに由来しているそうです。この景色をみてると、「希望の花」という言葉がしっくりくると思います。
水仙の見ごろについて
私が訪れたのは2022年2月18日でした。このときは水仙が満開で天気もよく、すごくいいときに行けたなと思っています。水仙は1月終わりから3月にかけて楽しめますが、おすすめは水仙が満開になる2月中旬頃です。この時期は曇りの日が多く、青空のときを狙っていくのが難しいですが、天気がいいときに行ければ、海と空の青さに一段と水仙の白い花が際立って、感動の景色が見られると思います。
やぶ椿と水仙の里の基本情報
所在地:〒722-2641 広島県福山市内海町小畑
営業時間:9:00~17:00
tel:084-986-2240(内海町観光協会)
駐車場:有り(無料)